「三つ子の魂百まで」という諺は、一般的に『幼いときの性質や培った習慣は、老人になっても変わらない』というたとえとして使われます。
この諺の理解は、人格の基本的なところは3歳までの母子の関わりや受けた養育の質によって決まるという考え方と、もう一つは、善悪の判断、欲求のコントロール、基本的な礼儀作法などを教えるにあたっては、3歳頃がしつけの最初の適齢期だという考え方があります。
どちらが正しいかということにはあまり意味がありません。要するに、それほど3歳ぐらいまでの生育環境は、その後の人生にとって、とても大切な時期だということです。
この3歳という年齢でポイントになるのが、物心(ものごころ)です。物心とは、世の中のことや、人の感情を物心(ものごころ)は、自我が無意識の壁を破り、意識に目覚めることです。「これは、こういうことなんだな」と分かり始めるのが3歳ぐらいです。それは心が成長したから、いろいろなことが理解できるようになった、と云えるわけですが、それまで無意識での活動が中心だった自我が成長し、無意識の壁を破って意識に目覚めたから、いろいろなことが理解できるようになったのです。
この年齢になるとお母さんお父さんは、我が子に頭のいい子・スポーツのできる子・早い時期になんでもできる子になって欲しいと欲が出始めます。目に見えることばかり、例えば「100点取れた」、「自転車にどの子より早く乗れた」、「泳げるようになった」……こんな風に子どもに成果を求めるのはどうでしょう。
ピアノが弾ける、バイオリンが上手、英語が話せるということと人間的に優れているという事とは別モノです。肉体的な成長、精神的な成長、知能的な成長のバランスを保ちながら成長するのがいいように思います。
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水曜日, 2月 3rd, 2010
